【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます



自信たっぷりに言い切った会長様に勇気づけられた。

そのおかげか、教室へ向かう足取りは心なしか軽くて。


「ねぇ、どうだったぁ?」


ゲッ!!

だから、まさかここで遭遇するとは夢にも思わなかった。


階段を登りきったところでひょこっと顔を出した東雲さんに、あからさまな反応をとってしまう。


「蒼ちゃんのこと、確かめられたのぉ?」


そして、すかさず突っ込んできた東雲さんに、一気に私の表情は曇りだす。


わかってて聞いてきているくせに!


「なんで、あんなこと言ったの……?」


「えー? わたしはただ、ひょっとしたらって思って言っただけだよねー?それを鵜呑みにして、わーわー騒いでるようじゃ、律の彼女務まらないよ?」