私を見下ろしていたのは三送会の全てを牛耳る山神様だった。
「……っ、すみません! 心の声がつい!」
急いで体育座りをしていた身体を起こそうとした。
「そうか……」
何がそうか、なのかわからないけどこれはやばい……!!
今日という今日こそは、山神様の祟りが起こるのだろうと確信した私は祈るように手を合わせた。
「西宮で決まりだ!!」
「……決まり……とは?」
一体、なんの話しでしょうか……と混乱する。
「おおっ! 頼んだぞ西宮!」
「ていうか、やつれ具合がすごい……もしかして、もう役作りしてたの!?」
クラスのみんなが一斉に私へ視線を注いだ。



