【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます



クラスの女子は大喜びではしゃいでいる。


不思議に思いながら自分の席へと向かうと、


「……」


引きつった顔をした玲来ちゃんと矢坂くんが座っている……その隣には、


「雰囲気を楽しむのは問題ないと判断した」


なぜあなたがここにいるんでしょうか……。


「会長様……何してるんですか……」


玲来ちゃんと矢坂くんに混ざって座る会長様は、ハサミを片手に持ってこちらを向いた。


「おはよう、西宮。きちんと制服を着ているな」


ふむ、と納得しているけど私はこのは状況が理解出来ないんだけど……。


「これは一体……?」


「バレンタインの飾りつけだ。先日西宮が言っていたじゃないか。女子にとっては一大イベントだと」