【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます



俺のだから触んないでね。

俺のだから触んないでね。

私の中で響き渡る律くんの声……。

次の瞬間、かぁっと真っ赤になる私。


「……興味深いな。あれが人間の嫉妬というものか。勉強になる」


会長様の発言に玲来ちゃん達は「そこか……」と呆れていたけれど、私は全身が熱くなってドキドキして大変だった。



* * *


ヒューっと突き刺すような風が吹く。

校庭の木の下に立っている私と会長様は、ぶるぶると震えていた。


「あとは集めた落ち葉をまとめるだけだ」


「もう少しですね! 頑張りましょう!」


ホウキで集めた落ち葉をゴミ袋の中に落としていく。