あの律くんが、妬いてる?
これが彼氏がヤキモチを妬いてくれてるってこと!?
「律くんそれって……っ」
「心配だから早く帰ってきなよ」
「うん! 律くんが心配するようなことはないからね! ただ会長様と落ち葉清掃するだけで、やましいことなんてな……」
「そんな心配少しもしてない」
「……っ、そんなぁ!」
「風邪引くから言ってんの」
もちろん心配してくれていることはわかってるつもり。
だからってそんな全否定しなくても……。
はぁ……。
溜め息をついた私のそばで、律くんは再び会長様に視線を送った。
「俺のだから触んないでね?」
「……え?」
そう言って足早に教室から出ていった。



