【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます


ギョッとした玲来ちゃんと矢坂くんが私達を見る。


「ちょっ!修羅場!?」


「なに言ってんだ玲来! ワクワクしちまうだろ!」


ベジッ!!と背中を叩かれた矢坂くんを置いて、玲来ちゃんが私へこっそり聞いてくる。


「なんで会長様が律くんをご指名!?」


「そ、それはわからないよぉ……!」


私だってさっぱりだしビックリしてる!


「君に伝えておきたいことがある」


やっぱり修羅場か!?と騒ぐ矢坂くんの声に私まで変にドキッとしてしまう。


「なに?」


会長様はその場で律くんを見据えた。


「気温は2度」


「……は?」


へ……?


「非常に寒いが出来るだけスムーズに進行し、西宮の体調を最優先に考えて落ち葉清掃を行う」


私の体調……?