「強がんなくてもいいのに」
「ぜんぜん強がってないよ……」
そこで、私は今しかない!と思った。
何かというと寝る前に考えた策を展開することにした。
「律くんちょっとタイム……!」
「なに? やっぱり心の準備しとく?」
「違うよ! 私から提案があるの!」
「珍し。どんな提案?」
一時停止ボタンを押した律くんが私の隣に座った。
「あのね、もし私が手で隠さないで最後まで見れたら、その時はちゃんと私のことをどう思ってるか聞きたいの……っ」
ポカンとした表情の律くんをそっと盗み見る。
これはもう賭けみたいなものだ!
ホラーはそこまで苦手ではないから、チャンスのような気もするし……。



