【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます



ゆくゆくは、


「……結婚、とかに!?」


「そんなわけないでしょ」


心の声が飛び出した私に、すぱっと言い切った律くんの遠い目が刺さる……。


まさかの塩対応に私の気持ちは急降下。


だ、だよね……。

まだ付き合って三ヶ月ほどで……。

そんな気の早いことを先走って考えるなんて、私ってば本当にバカ。


その時、しゅんっと肩を縮める私の視界に影が出来る。


「律、くん……?」


近づく距離。

鼻先が触れてしまいそう。

伏し目がちな表情の律くんにくらくらして、


「まずは彼氏として挨拶させて?」


「……なっ!?」