【完】無気力ですが、ベタ惚れ彼氏の溺愛方法に困ってます



「挨拶って、律くん……なんの挨拶?」


……新年の挨拶とか?


「俺言ったよね? 」


「……えぇと、挨拶に行くなんて、その話はいつ!?」


いつ律くんは言ったんだろ……?

もしや、私がちゃんと話を聞いてなかったってこと!?


「違う」


ふと、律くんがこっちに顔を向けた。


「何年先の未来もお前がいいって」


「……っ、」


……言った、というかそれは言われたけれど。


「だから、そういう意味」


顔を覗き込まれて、そんな嬉しいことを突然言われたら体温は瞬く間に上昇していく。


つまりそれって、律くんは私と付き合ってる彼氏としてお母さんやお父さんに挨拶をするっことで……。