「澪ちゃんはどんなことされたいの?」
「……ふっ」
右手の人差し指でクイッと顎を持ち上げられて、逸らしていたはずなのにバッチリ合ってしまう視線。
「えぇ、っと……」
「せっかくだから澪に選ばせてあげるよ」
「へっ?」
ずっと唯斗くんは不敵な笑みを浮かべてて。
「1つ目は、息ができないくらい長いキス」
たぶん、それは昼間されたようなキス。
「2つ目は、ここに……」
「……っ」
ツゥーっと首筋をなぞられて、ビクッと反応してしまうわたしの体。
「俺の赤いシルシ」
さっきまでとは違う、甘い唯斗くんにもう頭がクラクラしてくる。
「3つ目は、もっとイケナイコト。 どれがいい、澪?」
そんなのどれも選べない。
「そのっ……」
「じゃあ、全部ね」
意地悪な唯斗くんは、もう止まってはくれない。



