<続>双星の煌めきは月夜に魅せられて


「……!」


どうして、それを……?

って、当たり前か。

芸能界で蔓延してるみたいだし、名前くらい知っててもおかしくないよね。


だとしても、なんで私が“berial”を追ってることまでわかったんだろう。


「安心して、月那ちゃん。今回はわたしも味方だよ!」

「味方……?」

「うん。わたしのサブマネージャーのこと、覚えてる?」

「木村さん、だったっけ」

「そうそう。彼、麻薬取締官なの」


……そっか、だからか。

私ひとりで馴染みのない場所に行くなんて、月夜のことで何かあったって思うのが自然だ。

それで木村さんが捜査を始めたのと同じ時期に私も芸能界に顔を出しに行ったら、そりゃあ勘づいちゃうわけだ。


木村さんがなずなのサブマネージャーになって、潜入捜査を始めているとなると……

なずなは捜査の概要を知った協力者っていうことになるってこと?