そう思ったとき 見覚えのある子供が、目の前を通った。 さっきの小学生だ。 初めて子ども食堂を利用しに来たって言っていた、黒いランドセルの男の子。 「ねえ、キミ」 カイくんに声をかけられて、少年が立ち止まる。 「『@ほーむ』が子ども食堂してるって。どうして知ってんの?」