【完結】モンスター撲滅委員会




公園のベンチに座っていると

通りすぎる女の子やそのママさんが、カイくんを見ていることに気づく。


……うん。

絵になるなあ。


「どうしたの?」

「へ」

「ああ。チュウ待ち?」


話すとこんなんだけど。


「ちがいます」

「ダメだよー。そういうおねだりは、2人きりのときにね?」


2人きりでもする気ないですよね。

あっても困ります。


「カイくん、前に言っていたじゃないですか。『法は時代にそぐわない』……と」

「言ったねえ。ゴミって」

「は、はい」

「それが?」

「考えてみたんです。たとえば。道路交通法がなければ、もっと事故は増えますよね。窃盗罪がなければ、罰を恐れず物を盗み放題する人が……やっぱり増えます」