「だから、さっきから言ってるだろ」 苛立つ店長さんに カイくんは、微笑みかけている。 「俺はこの店でマジメに働いている。マキは俺の心が手に入らないから、この店を人質にしたいのかもしれない」 「でもさ。部下の不祥事は。結局のところ、上司であるキミの責任じゃないの?」 「あんなのもう部下じゃねえ。罰を受けるのは、罪を犯した本人だろうが!」 「失格だ」 「……は?」 「キミ、責任者に向いてないよ。ついでに。人間も失格」