店長さんの言葉にジーンときていると、 「これはー?」 カイくんが、なにか見ていた。 じっと覗きこんだのは モニターの前に置いてある丸いボタンのようなものだ。 「ああ。それは――」 「カメラじゃん」 そうだったの? 置物かなにかに見えたよ。 「たしかにそれはカメラですが、お客様自身に使っていただくものとなっています」 「なにそれー」 「歌う様子などを撮影し。それを専用サイトにあげるんですよ」