それから わたし達が、向かったのは――…… 【STAFF ONLY】と書かれた部屋だった。 ノックもせずにカイくんが扉をあけちゃって、その中にいた男性がこちらを振り返る。 「キミが責任者?」 「……はい。店長の平野(ひらの)ですが」 突然のことに驚きを隠せない店長さんは 眼鏡の奥の目を見開いている。 わたしもビックリだよ。 「どうなってんのか説明してくれないかな」 わたしはカイくんに説明して欲しい。 どうして乗り込んできたの? しかもムッとした感じで。