「それで、藍ってばね」
今日もあたしはゲームの内容をマリナへ話す。
最初は興味津々に話を聞いてきていたマリナだったが、ここ最近はボンヤリと聞き流していることが多い。
あたしの時もそうだった。
最初は友人の恋愛模様が面白くて色々と質問したりしていた。
でも、それが毎日続いて、しかも上から目線になってくるとだんだん聞いているのが面倒くさくなるのだ。
それは十分に理解している。
だからこそ、あたしはマリナを開放しなかった。
自分がなにをやっていたのか、しっかりと理解すればいいんだ。
「藍ってば本当にあたしのことが好きみたいでさぁ」
こうして、ゲームキャラのことを話すのも随分慣れてきた。
しかし、気がかりなことがひとつだけあったのだ。
あれだけ弘志君とのことをあたしに自慢してきていたマリナなのに、最近そういった話を全くしなくなったのだ。
かと言って別れたとも聞いていない。
なにかあったのかもしれない。
「ねぇ、そっちはどうなの?」
今日もあたしはゲームの内容をマリナへ話す。
最初は興味津々に話を聞いてきていたマリナだったが、ここ最近はボンヤリと聞き流していることが多い。
あたしの時もそうだった。
最初は友人の恋愛模様が面白くて色々と質問したりしていた。
でも、それが毎日続いて、しかも上から目線になってくるとだんだん聞いているのが面倒くさくなるのだ。
それは十分に理解している。
だからこそ、あたしはマリナを開放しなかった。
自分がなにをやっていたのか、しっかりと理解すればいいんだ。
「藍ってば本当にあたしのことが好きみたいでさぁ」
こうして、ゲームキャラのことを話すのも随分慣れてきた。
しかし、気がかりなことがひとつだけあったのだ。
あれだけ弘志君とのことをあたしに自慢してきていたマリナなのに、最近そういった話を全くしなくなったのだ。
かと言って別れたとも聞いていない。
なにかあったのかもしれない。
「ねぇ、そっちはどうなの?」