しばらく首を傾げていたマリナだけれど「まぁいっか」と頷いた。


その様子にホッと胸をなでおろす。


マリナが聞きたいのはあたしと藍との進行状況だ。


何を見たとか、何を食べたかと言ったことは大した問題じゃない。


「で? またキスくらいはしたの?」


耳元でそう聞いてくるマリナに、あたしは頷いたのだった。