ちょうどいい。 美弥が貴也をデートに誘うことで、貴也の気持ちも確認することができる。 あたしは美弥の両手を握り締めた。 「そっか。美弥ならきっとうまくいくよ。頑張ってね!」 心にもないことを言い、励ましたのだった。