「フェイク?」
響が1人だけ首を傾げている。
「他の教室では響の偽物がいたんだよ。響の悲鳴を録音したテープが流されてた」
あたしが早口に説明をすると、響は目を丸くして黙りこんでしまった。
自分のせいでみんながこんな目に遭ったと感じているのかもしれない。
「ちゃんと確認したいんだけど……」
あたしはそう言い、振り向いてま正面から響を見つめた。
水はすでにあたしたちの足元を濡らし始めている。
のんびりしている暇はなさそうだ。
「響は犯人の味方じゃないよね?」
あたしの質問に全員が黙り込んでしまった。
秀と優香が少し怯えた表情を響へ向けている。
響は真っすぐにあたしを見返し、そして大きく頷いた。
「もちろん。俺は犯人の顔も知らない。気がついたら暗闇の中に拘束されていて、でも最初は口をきくことができたんだ。だから大声で叫んだ。助けてくれ! 俺はここにいる! って。その後誰かが来て猿轡をかまされたんだ」
響が1人だけ首を傾げている。
「他の教室では響の偽物がいたんだよ。響の悲鳴を録音したテープが流されてた」
あたしが早口に説明をすると、響は目を丸くして黙りこんでしまった。
自分のせいでみんながこんな目に遭ったと感じているのかもしれない。
「ちゃんと確認したいんだけど……」
あたしはそう言い、振り向いてま正面から響を見つめた。
水はすでにあたしたちの足元を濡らし始めている。
のんびりしている暇はなさそうだ。
「響は犯人の味方じゃないよね?」
あたしの質問に全員が黙り込んでしまった。
秀と優香が少し怯えた表情を響へ向けている。
響は真っすぐにあたしを見返し、そして大きく頷いた。
「もちろん。俺は犯人の顔も知らない。気がついたら暗闇の中に拘束されていて、でも最初は口をきくことができたんだ。だから大声で叫んだ。助けてくれ! 俺はここにいる! って。その後誰かが来て猿轡をかまされたんだ」



