「延命は望みますか、望みませんか?」 両親は即答した。 「延命を望みます!どうか、少しでも…一分でも、1秒でもいいんです!どうか、どうか…娘をお願いします!!」 両親のこんな姿を見るのは初めてだった。 両親は、号泣しながら医者に即答する。必死という言葉が似合うであろうその姿は私までもが涙を流しそうになった。 私は延命を望まなかった。 でも、号泣する両親の前では、(延命を望みません)、その一言が私の口からは言い出せなかった…