【完】君は狂った王子様。



…飛び入り、参加…か…。


綺麗と言われたことに、恥ずかしくて頰を手で覆った。

お世辞だろうけど、それでも言われて嫌な気はしない。


参加する女の人たち…綺麗な人ばっかり…。

その中に、綾小路さんの姿もあって、わたしはズキッと心が痛んだ。


告白…本当にするのかな…。


がっ君と綾小路さんがダンスを踊る姿が脳裏に浮かんで、ぎゅっと下唇を噛み締める。



…情け、ない…。

わたし、何してるんだろう。



ここ最近、ずっと自分に自信が持てなくて…がっ君と付き合い始めてから、自分の嫌な部分ばかりが見えて仕方ない。

わたし…こんなので、がっ君の隣にいてもいいのかな…?


迷惑しかかけることのできないわたしなんて、彼女失格だ。