【完】君は狂った王子様。



綾小路さんが、告、白…?

がっ君、に…?


そ、そんな…どうし、よう…。


がっ君のことを信じることが出来れば、不安になんてならないはずだった。

けれども今のわたしは、自分への自信の無さから…がっ君の気持ちを、完全に信じることが出来なくなっていたんだ。



「じゃーね、仕立屋さん」



わたしを見て意味深な笑み浮かべた白雪姫は、その言葉を残し教室から出て行った。


一人残されたわたしは、力が抜けてしまって、その場にペタリと座り込む。



いつの間にか溢れていた涙が、床にシミを作っていった。



どうしよう、どうしようっ…


がっ君、わたしから離れていっちゃうかもしれないっ…。