「2回…」
ちゅぅっ…と、恥ずかしすぎる音が部屋に響いて、わたしの羞恥心はもう限界だった。
尋常じゃないほど熱を持っている頰。
「最後の1回…」
がっ君は、顔を傾けて、最後のキスを落とした。
耳を塞ぎたくなるようなリップ音が再び鳴って、生理的な涙がじわりと滲む。
ようやく唇が離れる…と思った時、がっ君は角度を変えて、わたしの唇を覆い、啄むように口付けてくる。
そして、ペロリと唇を舐められ、がっ君から解放された。
な、舐めっ…!
それに、最後のは2回じゃ、ないのぉ…。
「はぁっ、はっ…」
文句を言ってしまおうかと思ったけれど、呼吸が乱れてそれどころじゃない。
わたしは肩を上下させて息を吸い、必死に新しい酸素を身体の中に取り入れた。

