【完】君は狂った王子様。



今も、そう思ってるのは変わらない。

わたしが地味だから、面白い話ができないから…


でも、少しくらいは、手を回したんでしょう…?

わたしのこと、嫌いだから、友達作らせたくなかったんでしょう…っ?


それに、それにっ…



「女の子と、がっ君が…キスしてる写真も、見た…っ」

「……」

「わたしのこと嫌い、なのに…他に女の子がいるのに…どうして、こんな、こんなことするの…っ?」



止め処なく溢れる涙が、ベッドのシーツにシミを作っていく。



「がっ君を解放してあげようと思って…婚約の話も無しにしようと思ったのにっ…どうして、それすらもさせてくれないのっ…?」



ーーがっ君、酷いよっ…。



「……ッ、ねぇ、どうしてそんな考えに至るのっ…?」



…え?