【完】君は狂った王子様。


暖房は付けてくれているはずなのに、肌と毛布の接触さえ少し痛い。

身体は熱いのにこんなに寒いなんて…おかしいな…。


汗で身体がべたつき、服がくっついて気持ちが悪い。



ついには呼吸まで苦しくなって来て、布団から顔を出し酸素をめいいっぱい吸った。

熱い…寒い…熱い…。


激しい矛盾のループの中へと放り込まれ、苦しくってたまらない。


なにこれ…わたし、どうしちゃったんだろう…。



「はぁ…ぁっ、はっ…」



目の前の視界が揺れて、頭に激しい痛みが走る。



「っ、ぅっ…ぅー…」



もう訳がわからなくって、涙が滲んだ。


もうやだ…


がっ君には嫌われちゃうし、身体はしんどいし、今すぐ消えちゃいたい。

今までなら、がっ君にすぐ助けを求めたのに、もうそれすらできない。