いつからきみは、こんなに大人な表情をするようになったんだろう。 昔は私よりずっと幼かったのに。 りっちゃんはゆっくり椅子から立ち上がって、私の隣に座る。 りっちゃんの体重の分だけ左側にベッドが軋んで、とん、と肩が触れた。 それだけで心臓が跳ねる。 「───だってもう、泣くくらい好きなんでしょ」 余裕の顔で、きみが笑う。 年下のくせに、高校生のくせに、なんでそんなに余裕なの。