【短編】ロンリー・ホワイト





「…今日、女の子と一緒に帰ってたでしょ」




今日の午後、私は大学の授業が休講だったから近所のコンビニに行こうとしていて。

そこで、りっちゃんが同じ学校の女の子と歩いてるのを見てしまった。





「ああ、あれはただの友達で、たまたま道で会ったから」




そういうことじゃないの。

確かに少しヤキモチ妬いたりもしたけど、それだけじゃなくて。





「ああ、高校生なんだなって、思って」




短いスカートにサラサラの黒髪の女の子。


その子と楽しそうに笑う、等身大のりっちゃん。



私もたった2年前までは高校生だったんだけど、やっぱり世界が違うなって思ってしまった。

りっちゃんには同じ世界の女の子と恋して、幸せになってほしくて。