「……だってりっちゃん、高校生だし」 私の言葉に、彼の眉がぴくりと動く。 さっきより不機嫌な顔になってしまった。 これは傷付いてるっていうより、怒ってる。 りっちゃんは高校生で、私は大学生だ。 「だから何」 椅子に座ってるりっちゃんが、ベッドの上に座る私を睨むから、きゅっと肩を狭める。 りっちゃんの家には何年も遊びに来ているから慣れているはずなのに、初めて来たみたいに緊張する。 それはりっちゃんが男の子だって、意識しているから。