【短編】ロンリー・ホワイト





トン、と押された肩。


いつのまにか視界はぐらりと揺れて、私の上に覆い被さるりっちゃんの上に白い天井。



真剣な顔で、男の子の顔で私を見下ろす彼に、ぎゅう、と体の奥が熱くなる。




りっちゃんの白いTシャツが視界を奪って、抱きしめられてることに気付いて。



りっちゃん、大きいんだなって思って。


唇に軽く触れるだけのぎこちないキスが、たまらなく愛おしくなった。






ねえりっちゃん、私、きみが思ってるほど綺麗な女の子じゃないよ。


真っ白な女の子じゃないよ。


私だってりっちゃんに触れたいって思ってるし、りっちゃんの初めて、全部私にくれたらいいなって思ってるよ。


だってもうこんなにも、りっちゃんが欲しいから。