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「……ほんっっっとうに申し訳ございませんでした!!!!」
地にひれ伏して謝った。それはもう謝り倒した。
「なあちず、いつから性転換したの?それに子供まで産むなんて……」
「してねーわ。それに同い年のガキとか、転生でもしない限りありえねーだろ」
屋上、人目につかない場所にて。
場違いなほどに、そんな漫才的な会話がなされていた。
「ついついおかあさん呼びを心の中でしまくっていたら、思わず……」
「こんな無愛想な顔のどこにおかあさん要素があるのか甚だ疑問なんだけど」
いや、そんなところにおかあさん要素はないです。中身がおかあさんのソレなんです。
……なんて、不審者を前に言えるハズはなく。
「お前さあ、俺の名前知らないとしても、もっと別の言い方なかったワケ」
「だって不審者って言ったら怒る……」
「逆に怒らない奴がいたら教えろ」



