「まもなく第一種目を始めます。出場選手の方はグラウンドへ集まってください」
時計を見ると、既に第一種目が始まる時間の数分前になっていた。
「蒼空、私は準備があるから準備テントの方にいるわ。お昼になったら合流しましょ」
「分かった。また後でね」
蒼空に声をかけて、クラステントを離れる。
準備係である私は競技ごとにバトンや綱とか用意しなきゃいけない。
準備をする競技は決まっているけど、私は全て前半戦の準備係。
出場する男女混合リレーとクラス全員参加の競技どちらとも後半戦に詰まっているから、比較的前半戦は暇。
出来れば早めに終わってプレッシャーから解放されたかったけど、プログラムは決まってるから仕方ない。
でもあれだけ練習したから大丈夫だと信じれる自分もいるのよね。



