孤独のその先に

「美羽、どうした?」


『あの人誰だろうなって…』


すると、みんなもようやく女の人の存在に気がついた。


「琉樹さんの身内なんじゃない?」


たしかにそうかも。


永遠の一言に納得した。


しばらくすると、女の人はお花を置いて去っていった。


__綺麗な人。


顔がチラッとみえたとき、そう思った。