いきなり失礼します。咲弥です。
今日は、カノ10の完結記念に打ち上げパーティーを開こうと、「メロディ」を貸し切っちゃいました。
一応、皆には電話を入れたんですが……あいつらのことです。全員集まるのかどうか、ちょっと不安。
「つばめさん、そこどいてください。邪魔です」
と、トレーにから揚げだの、ポテトフライだの、エビフライだのを載せて、私に溜め息をつくキョンちゃん。
「す、すいません」
「あなた言い出しっぺなんですから、ちょっとは手伝ってもらえません?」
「え、えと、はい……キョンちゃん」
「……気安くその呼び方で呼ばないでいただけます?」
な、なんか、すごいご機嫌ナナメなんですけど、この方……。
「つばー。このグラス、そっちに並べてよ」
カウンターの奥から、テーブルを指差すのは、たすく。
「ねえねえ、キョンちゃん、ちょっと機嫌悪くない? なんかあった?
つうか、その『つば』ってのは何?」
「今朝、俺の起こし方が悪かったのかなあ。
『つば』は『つばめ』だからつば。わかった?」
と、たすくは、窓が開いてるんじゃないかと錯覚させるほど春の風を思わせる爽やかな笑顔を私に向ける。
って。どんな起こし方したのよ。
いや、たすくくん、ね、それはわかるわよ、さすがに。
でも、『つば』ってなんだか、汚い感じしない?
「すごく、合ってると思うんだけどなあ、唾」
ニヤリたすく。
か、確信犯っすか!?
今、『唾』って言ったよね? 絶対言ったよね?
作者にそういう態度って良くないと思うよ、うん。
今日は、カノ10の完結記念に打ち上げパーティーを開こうと、「メロディ」を貸し切っちゃいました。
一応、皆には電話を入れたんですが……あいつらのことです。全員集まるのかどうか、ちょっと不安。
「つばめさん、そこどいてください。邪魔です」
と、トレーにから揚げだの、ポテトフライだの、エビフライだのを載せて、私に溜め息をつくキョンちゃん。
「す、すいません」
「あなた言い出しっぺなんですから、ちょっとは手伝ってもらえません?」
「え、えと、はい……キョンちゃん」
「……気安くその呼び方で呼ばないでいただけます?」
な、なんか、すごいご機嫌ナナメなんですけど、この方……。
「つばー。このグラス、そっちに並べてよ」
カウンターの奥から、テーブルを指差すのは、たすく。
「ねえねえ、キョンちゃん、ちょっと機嫌悪くない? なんかあった?
つうか、その『つば』ってのは何?」
「今朝、俺の起こし方が悪かったのかなあ。
『つば』は『つばめ』だからつば。わかった?」
と、たすくは、窓が開いてるんじゃないかと錯覚させるほど春の風を思わせる爽やかな笑顔を私に向ける。
って。どんな起こし方したのよ。
いや、たすくくん、ね、それはわかるわよ、さすがに。
でも、『つば』ってなんだか、汚い感じしない?
「すごく、合ってると思うんだけどなあ、唾」
ニヤリたすく。
か、確信犯っすか!?
今、『唾』って言ったよね? 絶対言ったよね?
作者にそういう態度って良くないと思うよ、うん。