『新年のご挨拶(響子談)』

 皆様、明けましておめでとうございます。

 新年のご挨拶、遅くなってしまって申し訳ありません。
 怠け者作者に代わって、私、在原響子が深くお詫び申し上げます。

 さてさて、なぜ、作者にかわりまして、私がお手紙を書いているかと申しますと。

 アホ作者、図書館で大量の予約をしてしまい、それがいっぺんに届いて、読むのに必死なのです。

 まったく。馬鹿というか、間抜けというか、トンマというか……最低。

「近所の図書館の蔵書が偏りすぎなのよ」という作者の生意気な言い訳は、聞こえなかったことにしておきましょう。

 今回は、と申しますと、私、実は占いをしているんです。

 え? しってる?

 作者が喋ったのね!! まったくお喋りなんだから。

 たすくさんも言ってたわ。作者はネジが一本足りないって。

 そんな馬鹿作者をお相手してくださっているお礼に占いをしてさしあげたいと思ったのだけれど……私も抜けているのかしら。

 手紙じゃ占いできないじゃない。

 もしよろしかったら、純情商店街にいらしてください。

 喫茶『メロディ』

 お姉ちゃんには話を通しておきます。

 そのときは、料金はサービスさせてくださいね。

 心よりお待ち申し上げております。

(……ちょっと、キョンちゃん、ここでお店の宣伝しないでよ。by作者)