「……ひ、秘密なんて、なにもありませんよ。
私は底の浅い人間です」
と桃が赤くなって言うと、貢はこちらを振り向き、
「いや、その底の浅さの中になにかがある気がするんだ」
と大真面目な顔で言ってきた。
今、底が浅いと認めましたね……。
むしろ、そんな底の浅い私をいいと思う先生の方が不思議じゃないですかね?
と桃は思ったが、貢自身もそう思っているようで、
「……俺はお前のなにがそんなにいいんだろうな?」
と言い出した。
自分の感情に、かなり懐疑的なようだ……。
「駄目駄目なところかな」
と貢は呟く。
「いや、駄目駄目で目が離せないと見せかけて、実はコツコツ一生懸命やっていて。
最後には大きななにかを成し遂げているところかな」
せ、先生、落としながら上げるのやめてください。
真っ正面からそんなこと言われると、照れてしまうではないですか、と桃は俯く。
ともかく……と貢は真っ直ぐこちらを見て言ってきた。
私は底の浅い人間です」
と桃が赤くなって言うと、貢はこちらを振り向き、
「いや、その底の浅さの中になにかがある気がするんだ」
と大真面目な顔で言ってきた。
今、底が浅いと認めましたね……。
むしろ、そんな底の浅い私をいいと思う先生の方が不思議じゃないですかね?
と桃は思ったが、貢自身もそう思っているようで、
「……俺はお前のなにがそんなにいいんだろうな?」
と言い出した。
自分の感情に、かなり懐疑的なようだ……。
「駄目駄目なところかな」
と貢は呟く。
「いや、駄目駄目で目が離せないと見せかけて、実はコツコツ一生懸命やっていて。
最後には大きななにかを成し遂げているところかな」
せ、先生、落としながら上げるのやめてください。
真っ正面からそんなこと言われると、照れてしまうではないですか、と桃は俯く。
ともかく……と貢は真っ直ぐこちらを見て言ってきた。



