箱崎桃にはヒミツがある



 一時間後、桃はカウンターで苦悩していた。

「結構食べてしまいました~っ。
 でも、抹茶アイスも食べたいですっ。

 ちょっとでもいいから食べたいですっ。
 どうしたらっ!?」

「わかった。
 お前、一口食べろ。

 あとは俺が食べてやる」

「先生っ、先生は神様ですかっ?」
と桃は祈るように貢を見た。

 どうやら、二人とも、かなり酒が入っていたようだ……と後から桃は思った。