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自宅に戻ってからの梓も機嫌を損ねたままだった。
厚彦がどれだけ声をかけても返事もせずに宿題にいそしんでいる。
「なぁおい。そんなに怒るなよ」
隣りから宿題を覗き込んできて言う。
「別に怒ってないよ。今勉強中なだけ」
梓は叩きつけるように厚彦へ答える。
自分がどうしてこんなに怒っているのか、梓自身よくわかっていなかった。
幽霊が成仏するのはいいことだ。
だからこそ、今まで厚彦を手伝ってきたのだから。
厚彦は自分から成仏すると言っている。
止める必要も、怒る必要もない。
それでも、苛立ちは隠せなかった。
突然人の家に現れて、梓につきまとって、挙句学校内の幽霊を成仏する手伝いまでやらされて。
それで、自分の気がすんだらさようなら?
そんな話ってある!?
自宅に戻ってからの梓も機嫌を損ねたままだった。
厚彦がどれだけ声をかけても返事もせずに宿題にいそしんでいる。
「なぁおい。そんなに怒るなよ」
隣りから宿題を覗き込んできて言う。
「別に怒ってないよ。今勉強中なだけ」
梓は叩きつけるように厚彦へ答える。
自分がどうしてこんなに怒っているのか、梓自身よくわかっていなかった。
幽霊が成仏するのはいいことだ。
だからこそ、今まで厚彦を手伝ってきたのだから。
厚彦は自分から成仏すると言っている。
止める必要も、怒る必要もない。
それでも、苛立ちは隠せなかった。
突然人の家に現れて、梓につきまとって、挙句学校内の幽霊を成仏する手伝いまでやらされて。
それで、自分の気がすんだらさようなら?
そんな話ってある!?



