死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

梓はマミちゃんの家から出てきたとき、3人で会話していたのを思い出した。


その時確かにユウコはマミちゃんに彼氏を取られたと言っていた。


ユウコがビクリと体を震わせる。


「それは……最初についた嘘だったの」


震えた声だった。


「レントを取られないようにするために、最初にみんなについた嘘だったの!」


ユウコがそう言い泣き崩れた。


「ユウコ!」


慌ててレントが駆け寄った。


しかし、ユウコは立ち上がることができない。


「このままじゃレントと付き合えないと思った。だから……!」


だから、付き合ってもいない頃、友人たちに嘘を吹き込んだのだ。


そうして回りを自分の味方にしておいて、マミちゃんと対峙した……。


「マミもこのくらいのことしてると思った! ライバルを蹴落とすためだもん!」


「やり方を間違えたよね」


玲子が冷たい声でユウコを攻める。


そんな玲子の頬にも涙が流れていた。


「正々堂々とか言いながら、自分が一番ひきょう者じゃん!」


玲子の罵倒にユウコはただただ涙を流す。