死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

ユウコの瞳が大きく揺れた。


レントがそんな風に感じていたなんて、考えてもいなかったのだろう。


「だけど気がつけば回りの友達が騒ぎだしてたんだ。どっちを選ぶんだって」


レントはC組だから、そのことにマミちゃんもユウコも気がつかなかったのだろう。


「2人とも人気があったから、どちからを選ばなきゃいけない空気だった。両方とも断るなんてできなかった」


「それで、あたしを選んだの!?」


ユウコが悲鳴に近い声を上げる。


レントは深く頭を下げた。


「ごめん! 正直、最初はそうだったんだ。マミちゃんが入院して、それならユウコと付き合うんだろうって言われて、どうしようもなくて……」


レントとしても、両方を振ることで村八分にされるのは嫌だったのだろう。


男同士の中でもいがみあいや、イジメは存在している。


ともすれば、女子よりも陰湿で強烈なものだ。


それから逃れるため、レントはユウコを選んだのだ。


「だけど今はちゃんと好きになった。ユウコと一緒にいたら楽しいし、これからも一緒にいたいと思ってる」