死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

念のために玲子と2人でスマホの電波を確認し、ドアや窓が開かないことも確認した。


あの時と同じ状況だ。


梓はマミちゃんの机をジッと見つめた。


ぎゃあぎゃあ騒いでいたレントとユウコの2人も、教室内のただならぬ雰囲気に黙り込んだ。


その時だった。


真っ暗な空間にうすぼんやりと輝く存在が姿を現した。


口から血を滴らせ、長い髪の隙間から恨みのこもった目をこちらへ向ける。


足は床から数センチ浮いていて、その姿は誰がどう見ても人ならざるものだった。


「マ、マミ……!」


喉にひっついたような声でユウコが言う。


「嘘だろ、まじかよ」


レントは必死でドアを開けようと試みている。


「2人とも、マミちゃんの顔をよく見て!」


玲子が苦しげな声で叫んだ。


「この中で一番苦しんでるのはマミちゃんなんだよ! このままほっといていいの?」


玲子の言葉にユウコがハッと目を大きく見開くのがわかった。