死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

「どうした?」


「あたしも一緒に行く」


ユウコはそう言うと、マミちゃんを人睨みしてレントの右側を歩きだした。


マミちゃんは少し遅れて、レントの左側を歩く。


初めての恋だけど、ライバルの存在はなんとなく理解できた。


ユウコはレントのことが好きなんだ。


それに、レントもたぶんユウコのことが……。


そう思うと、マミちゃんの胸はチクリと痛んだ。


初めての恋に初めての失恋。


自分は身を引いた方がいいのだと、マミちゃんはよく理解していた。


それでも簡単にそうはできないまま、一ヶ月が過ぎていた。