死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

「新聞部なんてあったんだな」


レントは2人の顔を交互に見て行った。


その質問にギクリとする。


北中高校に新聞部は存在しない。


だからこそ、こうして勝手に名前を使っていても誰からもとがめられないのだ。


「全部2人で活動してるの」


玲子がすぐに答える。


少人数で部活とも呼べないような活動をすることは生徒の勝手だ。


悪いことをしているわけでもないし、新聞事態が存在しなくても人数が少ないから自分たちの分しか作っていないのだと勝手に解釈してもらえる。


「へぇ、そうなんだ。それで、どんな取材?」


「いくつか質問して、それに答えてもらうだけだよ」


玲子は言いながらスマホを取り出した。


それっぽく見せるために録音させてもらうみたいだ。


「どうぞ」


レントはそう言って軽く居住まいを正した。