死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

呼ばれたレントはキョトンとした表情でこちらへ近づいてきた。


「各クラスのイケメンに取材してるんだってよ」


「イケメンに取材?」


レントは戸惑っているようだけど、イケメンと言われて嫌な気分ではないみたいだ。


素直に廊下に出てきてくれた。


「色々と話を聞きたいから、空き教室に移動してもいい?」


玲子が言うと、レントは「まぁいいけど」と、後ろ頭をかきながら頷いた。


友人たちの前だから少し恥ずかしがっているのかもしれない。


3人と1人の幽霊で空き教室へ向かいながら、梓は緊張していた。


レントからどんな話が聞けるのか、それによってマミちゃんの成仏に近づくことができるのか。


それに、自分には無関係な色恋沙汰だ。


ドキドキするなと言う方が無理さった。


「ここに座って」


空き教室の椅子を勝手に拝借して、3人は円になるように座った。