死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

☆☆☆

その後学校へ来ていた3人だが、気分は重たいままだった。


あの3人の言葉が何度も脳内で再生されている。


「あんな風に悪く言われていると、魂はこのままこの世にとどまるかもしれないな」


厚彦が腕組みをして言った。


マミちゃんがこの世にとどまるということは、悪霊化する可能性も高くなるのだろう。


今現在でも見境なく人を攻撃するのだ。


更に大きな悲劇が待っていることは安易に想像ができた。


これから先、どうすればいいのか……。


考えあぐねていた時、廊下から「ユウコ!」と呼ぶ声が聞こえてきて梓と玲子は反射的に視線を向けていた。


開けられたドアから廊下の様子をうかがうと、そこにはさっきのショートカットの女の子と、奇麗な顔立ちをしている男子生徒が立ち止まり、話しをしていた。


心なしか2人とも頬が赤く染まっている。