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玲子が最初に行ったのは地下の霊安室だった。
もしかしたらまた遺体があるんじゃないかと期待していたが、ここにはもうマミちゃんの体も、魂もいないようだった。
次にマミちゃんがずっと入院していた内科病棟へと向かった。
マミちゃんの病気の詳細は梓は知らない。
けれど、長い間闘病を続けてきたのだということだけは知っている。
「どう? なにか見える?」
梓が厚彦へ向けて聞いた。
「いや、いないみたいだ」
厚彦も真剣にマミちゃんのことを探してくれているが、今のところ見つかる気配はないようだ。
それから玲子は院内の売店や屋上など、マミちゃんが日常的に行っていそうな場所へ足を運んだ。
しかし、そのどれもにマミちゃんの姿はなかった。
「いないか……」
玲子は肩を落として病院を出た。
「もしかしたら、家にいるのかもしれないよ?」
玲子を元気づけようと梓は言った。
玲子が最初に行ったのは地下の霊安室だった。
もしかしたらまた遺体があるんじゃないかと期待していたが、ここにはもうマミちゃんの体も、魂もいないようだった。
次にマミちゃんがずっと入院していた内科病棟へと向かった。
マミちゃんの病気の詳細は梓は知らない。
けれど、長い間闘病を続けてきたのだということだけは知っている。
「どう? なにか見える?」
梓が厚彦へ向けて聞いた。
「いや、いないみたいだ」
厚彦も真剣にマミちゃんのことを探してくれているが、今のところ見つかる気配はないようだ。
それから玲子は院内の売店や屋上など、マミちゃんが日常的に行っていそうな場所へ足を運んだ。
しかし、そのどれもにマミちゃんの姿はなかった。
「いないか……」
玲子は肩を落として病院を出た。
「もしかしたら、家にいるのかもしれないよ?」
玲子を元気づけようと梓は言った。



