死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

「それで、その生徒はどうなったんですか?」


梓はゴクリと唾を飲み込む。


知らない間に手をキツク握り締めていて、汗が滲んでいた。


「破片が首に刺さって、そのまま……」


先生の言葉に梓も玲子も返事ができなかった。


(それが、リュウヤさん……?)


その言葉が喉まで出かかった。


しかし、そんな質問はできるはずがなかった。


「あの倉庫での事故はそれだけですか?」


職員室から出る前に、玲子がふと思い出したように聞いた。


「あぁ。それ以降あそこは倉庫になったからな」


先生はそう答えたのだった。