死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

意外と楽しんでいるのかもしれない。


だから、なかなかここから離れることができないとか。


心の中で勝手な想像を繰り広げていた時だった。


いつの間にそんなに時間が経過したのか、授業開始のチャイムが鳴り始めてしまったのだ。


梓と玲子は顔を見合わせ「やばい!」と呟いて走り出す。


鍵を返すような時間はないけど、仕方ないよね!?


梓は倉庫の鍵を握り締めたまま、教室へと急いだのだった。