死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

小池先生の視線に一瞬たじろぐが、これで先生に25年前の記憶があることがわかった。


普通のバスケ部の記憶ではない。


特別ななにかがだ。


「25年前のバスケ部になにかがあったんですか?」


玲子がゴクリと唾を飲み込んで聞いた。


あるいは、25年前ユキオさんになにかがあったのか。


それは話を聞いてみないとわからない。


「君たちはあの時のことを記事にするつもりなのか?」


小池先生は険しい表情を崩さずに言う。


「あの時のこと……?」


梓は首をかしげる。


「先生が記事にするなと言うならしません。ですが、何があったのか知りたいと思っています」


玲子は更に食い下がる。


そんな中、梓は一抹の不安を感じていた。