死んだ彼が幽霊を成仏させてみせます!?

できれば住所を聞き出して直接話を聞きたい。


それがダメなら、アドレスでもいい。


願うような気持でいると、先生は一旦自分の席へ戻り、破いたメモ帳を持って戻ってきた。


「これが先生の名前と連絡先。一応僕の方から先に連絡を入れておきたいから、学年と名前を教えてくれるかい?」


「もちろんです!」


こうして、どうにか以前の顧問にたどり着くことができたのだった。